代表挨拶

当研究所は、2012年8月8日に田中信氏、垂水克己氏によって創設され、もうすぐ10年目を迎えます。

その間、「個人、チームが活き活きと仕事ができる環境で、持続的に成長し続けている組織づくり」を目指し、数多くの企業・団体や、志を共にする仲間達と一緒に、チームスキルの探求と実践を続けて参りました。また有り難いことに、継続的に協業させていただくお客様企業・団体も徐々に増えて参りました。

この場を借りて、これまでご縁をいただいた全ての方々に、心から深く御礼を申し上げます。

一方、新型コロナウイルス感染拡大に伴う働く環境の大幅な変化や、組織員の多様性の拡大、コンプライアンスやハラスメントなど組織に潜在するリスクの増大など、人・組織を取り巻く環境は益々複雑さと困難さが増しています。

しかし、ピンチはチャンス。
順調な時はチームの力に気付きにくいものです。困難な時こそチームの力が問われます。
だからこそ、このような課題へ取り組むことを通じて、今一度、チームの本質を見極めることができると考えています。    

課題対応に向け、いまチームのために必要な声は何か?不必要な習慣は何か?
メンバーが活き活きと仕事し、チームが継続的に成長し続けるためには、何が重要なのか?
そして、企業や団体の特性や、置かれた環境によって、何を変えていく必要があるのか?
このような問いを持ちながら、我々はさらに前進して参ります。

今後は、当研究所がこれまで培ってきた考え方や方法論を、広く社会へ共有しつつ、一社一社、一人一人に最適な考え方や方法を、お客様や関係者と一緒に創っていくスタイルを貫いて参ります。つきましては、これからも当研究所へご関心をお寄せいただき、気軽にお声掛けを下さいますようお願い申し上げます。

末筆となりますが、昨年10月23日に代表理事が田中信から山田豊に交代した事をご報告申し上げると共に、皆様のご多幸と益々のご発展を心からお祈り申し上げます。


2022年1月吉日

代表理事 山田豊